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今回のVAIO騒動と今後のVAIOについての少考 [VAIO]

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↑左、VAIO type 505 EXTREAM、上、VAIO type U、右、VAIO Pro 11です。


2014年2月6日、ソニーがPC事業のVAIOを日本産業パートナーズ(JIP)に売却することが発表されました。
これにより、ソニーが企画開発するVAIOは2014年春モデルで終了となり、ソニーはPC事業を収束させていくそうです。

正直、結構なショックを受けましたが、少し時間をおいたので、今回の騒動について、自分が考えたことをつらつら書きたいと思います。


今後VAIOはどうなるのか?


ソニーのPC事業であるVAIOは、ソニーから離れ分社化、新会社(以下、VAIO新会社)として新たなスタートを切ります。


ソニーのプレスリリースを見ると、VAIO譲渡先の日本産業パートナーズとは、2014年3月末までに正式な契約の締結を目指し、2014年7月1日を目途に取引の実行を目指すと書いてあります。
Sony Japan | ニュースリリース | PC事業の譲渡に関する意向確認書の締結について
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201402/14-0206/index.html



僕は、7月まではソニーのVAIOだということだと認識しています。
ただ、2014年春モデルが、いつまで生産・販売されるかはわかりませんけれども・・・。

5月末までは発売されると考えたいところですけれどね。


譲渡後のVAIO新会社構想


先に挙げた意向確認書に書かれている事項から一部を抜粋すると、以下のように書かれています。
新会社は、独立した事業会社としてVAIOブランドを付するPC事業の企画、設計、開発から製造、販売などに至る事業全体を運営する。

設立当初は、商品構成を見直した上で日本を中心にコンスーマーおよび法人向けPCを適切な販路を通じて販売することに注力する等、適切な事業規模による運営で早期の収益安定化を目指す。

新会社は、現在ソニーのPC事業の拠点である長野テクノロジーサイト(長野県安曇野市)をオペレーションの拠点として、ソニーと国内関連会社でPCの企画、設計、開発、製造、販売などに従事している社員を中心に250~300名程度で操業を開始する。

http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201402/14-0206/index.html


■まずは、「VAIO」というブランドは残るようだということがわかります。
これは、素直にうれしく思います。


■VAIO新会社発足後は、商品構成を見直した上で日本を中心にということで、一旦海外からは撤退するようです。


■「適切な販路」という表現は気になるところですね。


■利益が出やすい水準までダウンサイジングして、早期の収益化を目指すそうです。


■長野の安曇野(あずみの)にあるVAIOの開発拠点と人材が、VAIO新会社に編入されるそうです。



これらの項目について、もう少し詳しく見てみたいと思います。


海外からの撤退でシェアが下がる


海外から撤退することで、当然シェアが下がり、生産台数が少なくなることが想像できます。

生産台数が少なくなると、部品などの大量調達によるコスト削減メリットが少なくなります。
つまり、1台当たりの原価が上がってしまい、今までより販売価格が上がってしまう可能性があります。


価格競争力がものをいう低価格帯PCでの競争は難しいのではないかと思っています。


適切な販路


パソコンそのものがどうなるのかに注目してしまいがちですが、サプライチェーン(原料から製品が消費者に届くまでのプロセス)が変わる可能性も大いにあると思います。

例えば、DellのようにBTO(Built To Order、受注生産方式)のような販売方法になってもおかしくないと思います。

家電量販店などでの販売はせず、現在のソニーストアのオーナーメードのような形式のみでの販売にすることで、利益率を上げることが出来るからです。

ただ、当のDellは、販売代理店の売り上げ比率を伸ばしているそうですが。


ダウンサイジング


今回の譲渡で、VAIOの事業規模は小さくなるわけで、よりニッチな市場を狙っていける、小回りの利いた会社になるのではないか、量を売ることよりも、質に傾注する(いままで以上に)ことが出来る会社になるのではないかと思います。


VAIOの中心部分はそのまま


VAIOの開発・生産拠点の安曇野工場がそのままVAIO新会社の中核部分となるようです。
特許関係がどうなるのかは気になりますが、ノウハウであったり、人材であったりは、残ります。

なので、新しいVAIOがVAIOらしさを失うかというと、一概には言えないと思いますし、VAIO新会社で働くことになった人は、見返す気持ちというか、「一発やってやろうぜ!」という気持ちでいるなら、今までより面白い機種が出てきてもなんらおかしくありません。


VAIOはVAIOであれ!


とんがったモデルを!


パソコンの一般的な開発期間がどれくらいかわかりませんが、VAIO新会社が置かれるであろう状況を考えると、よりとんがったVAIOを企画開発する必要があると思います。

今までの自分の話をまとめると、
高価格路線で、受注生産で、量より質を重視したVAIOということになります。


ところで、ソニーらしい製品というのはなにか?というのを最近、考えていました。

結論としては、この世界で、買った人だけが出来る特別なアクションをひとつでも増やすような製品、今までできなかったことが実現できる製品を価格のことは考えずに、製品から梱包にいたるまで、ひと手間でもふた手間でもかけることによって出来あがった、素晴らしい製品、驚きのある製品、わくわくするような製品のことをソニーらしいと言うのではないかというところにたどり着きました。


そして、そういったハイエンドモデルがあってこそ、そこから少し価格と機能を抑えた製品やローエンドモデルが売れるのだと思います。


具体的にどんなVAIOが出てくるかはさっぱりわかりませんが、「嚢中の錐!」のような、とんがって、突き抜けて、みんなが無視できない、触れざるを得ないモデルを期待したいです!



最後まで読んでいただいてありがとうございました!
次回の更新は、2014年2月13日を予定しています。



おまけ!VAIO新会社から発売される新機種を妄想する!


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↑左、VAIO type 505 EXTREAM、上、VAIO type U、右、VAIO Pro 11です。


どんな機種ならわくわくするかを、デザインはさっぱりなので、機能を中心に考えてみました。
そもそも実現不可能でしょ!というのがあってもやさしく見守ってください(笑)


ハイレゾ対応VAIO


徹底的に音にこだわったVAIOは良いですよね。
ハイレゾ音源の再生、録音、編集ができたり。

プロセッサーの冷却方法は、とても静かな水冷式でも良いかもしれません。


ディスプレイが4Kブラビア


ディスプレイに30インチ程度の4Kブラビアはいかがでしょうか?
4Kモニターは市場にちょこちょこ出始めたので、新VAIOは、ブラビアの画質で勝負!


並列CPUのVAIO


CPUひとつひとつの性能は、頭打ちになりつつあります。
じゃあCPUを何個も乗っけてしまうことで、性能をあげちゃったりすることができたりしちゃったりなんかして、ちょんちょん(広川太一郎風)

実際は、CPUはものすごい熱を発生するので、何個も乗っけるのは難しいそうですが、追加のCPU部分を本体とは別の箱にいれるなんていうのはどうなんですかね?(笑)
1つのPCに2つOSを走らせるのも余裕で出来そうです。

最近は「変形」できていたVAIOですが、「変形」ときたら、次は「合体」ですよね!



なんというかソニーとの関連性が強くなってしまいましたね。
VAIO新会社とソニーがどれくらい協力するのかというのは気になるところです。


VAIOがどうなっていくのか、詳細が分かり次第、記事を書いていきたいと思います。





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コメント 6

BC

パソコンに限らずSONYはワクワクするような製品がいくつもあったと思います。周りにもかつてVAIOを愛用していたのに、今ではD社とかF社とかに変わっている人がいます。どこのパソコンも同じという考えになったようです。今後のVAIOには、何かに特化したパソコンで、それを所有する喜びのあるものになっていって欲しいです。
by BC (2014-02-11 02:25) 

そら

初めて買ったVAIOがPCG-505V/CBXでした!
自分の手元にあるのがうれしくて一晩中眺めていたのを
思い出します(^^)
by そら (2014-02-12 20:30) 

cato

>BC 様
所有する喜びというのは、VAIOやソニーらしさのキーワードのひとつだなぁとコメントを読んで思いました。

ただ、価格を重視する人が多いというのも事実ですね。

VAIOの復活を願っています。
by cato (2014-02-13 14:57) 

cato

>そら 様
良いですね!
しかし、一晩中眺めていられる製品というのは、最近少なくなったのかもしれません。

昔と比べると、パソコンが安価になったというのも一つの原因なのでしょうかね。
by cato (2014-02-13 15:05) 

昔のバイオ愛用者

ノートパソコンに20万円以上出していた時代があったのだから、少し位値段が高くてもいい物は売れると思います。
今はすっかりThinkPad信者になってしまいましたが、レノボのように成功してくれることを祈っています。
by 昔のバイオ愛用者 (2014-05-28 18:50) 

cato

>>昔のバイオ愛用者 様
コメントありがとうございます。

ノートパソコンのベース価格がずいぶんと下がったので、同じ20万円のパソコンでも、期待される性能も大きくなってしまいましたね。
その分をブランド力で上手に埋めているのがMacだと考えています。

言いたいのは、一般の人がパソコンに期待するコストパフォーマンスの要求を、技術による付加価値でクリアできる限界に近づいているかな、ということです。

本物志向の人へ向けた製品か、法人向け製品を強化するかのどちらかが、新しいVAIOの生き残る道だと思います。
by cato (2014-05-29 17:33) 

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